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【2010年(99回)】


26歳の男性。オートバイの転倒事故で第6頸椎レベルの頸髄損傷と診断された。
入院時の患者の状況で正しいのはどれか。

 1.外出血がなければショックにならない。
 2.首から下の痛覚は消失している。
 3.麻痺の範囲は今後拡大する。
 4.経口挿管を必要とする。
 5.排尿障害がおこる。






答え:5


通常の場合、頸髄損傷直後には脊髄ショック(神経原性ショック)となり、
損傷のレベル以下の完全(またはそれに近い)麻痺状態となる。
48時間程度以内でショック時期は脱し、不全麻痺へと回復傾向が見られる場合もある。
損傷レベルで麻痺の範囲は異なる。
第6頸椎レベルでの頸髄損傷の場合は、胸から下の痛覚は消失するが、通常は呼吸筋の障害は伴わない。
排尿障害は、頸髄のみならず、胸髄・腰椎レベルの損傷でも出現する。



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