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【2006年(95回)】


良性乳腺腫瘍の視診・触診で正しいのはどれか。

 1.えくぼ症状がある。
 2.教会は明瞭である。
 3.表面に凹凸がある。
 4.可動性が乏しい。







答え:2

乳腺疾患の視診・触診では、かたさ・形状・境界・可動性に注目する。
浸潤性乳がんはかたく、形状不整・境界線不明瞭・可動性不良が一般的である。

1.えくぼ症状とは、乳腺と皮膚を結ぶクーパー靭帯にがんが浸潤、あるいは炎症が波及したため
  硬化短縮し皮膚が引っ張られ、陥凹する所見であり、脂肪壊死などの炎症性疾患でも認められるが、
  乳癌を強く疑わせる所見である。

乳癌は成長とともに周囲組織に浸潤性に発育するが、周囲組織への浸潤が乏しい乳癌も存在し、
境界不明瞭・表面凹凸・可動性の低下の所見に乏しいことがある。
逆に炎症の強い良性疾患などでは、上記の乳癌を疑わせる所見を示す事がある。
確実な診断のためには、マンモグラフィ・超音波検査などの画像診断の併用、組織診断による確定診断が必要である。


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